2006年08月25日

母へ

自分が親になり、母の偉大さを感じました。
いつもいつもありがとう。身体を大事にね。

                             息子より

下の曲、僕らの曲ではないけど、是非聴いてください。
ここからどうぞ。
母へ

アンマー   byかりゆし58

初夏の晴れた昼下がり 私は生まれたと聞きました
母親の喜び様は 大変だったと聞きました

「ただ真っ直ぐ信じる道を歩んで欲しい」と願い込めて
悩みぬいた末に この名を私に付けたと聞きました

我が家はあの頃から やはり裕福な方ではなく
友達のオモチャや自転車を 羨ましがってばかり

少し困ったような顔で 「ごめんね」と繰り返す母の隣で
いつまでもいつまでも泣いたのを覚えてます

アンマーよ

あなたは私の全てを許し 全てを信じ 全てを包み込んで
惜しみもせずに 何もかもを 私の上に注ぎ続けてきたのに

アンマーよ

私はそれでも気付かずに 思いのままに 過ごしてきたのでした

「強さ」の意味をはき違えて ケンカや悪さばかりを繰り返し
勝手気ままに遊び回る 本当にロクでもない私が

真夜中の静けさの中 忍び足で家に帰ったときも
狭い食卓の上には 茶碗が並べられていました

自分の弱さに目を背け 言い訳やゴタクを並べ
何もせずにただ毎日を ダラダラと過ごし続け

浴びるほどに飲んだ私が 明け方眠りに落ちる頃
まだ薄暗い朝の街へ 母は出て行くのでした

アンマーよ

私はアナタに 言ってはいけない 決して口にしてはいけない言葉を
加減もせずに 投げつけては アナタの心を踏みにじったのに

アンマーよ

アナタはそれでも 変わることなく 私を愛してくれました

木漏れ日のようなぬくもりで 深い海のような優しさで
全部 全部 私の全てを包み込んだ

アナタの背中に負われながら 眺めた八重瀬岳の夕日は
今日も 変わらず 茜色に街を染める

度が過ぎるほどの 頑固さも わがままも卑怯な嘘もすべて
すべてを包み込むような 愛がそこにはありました

アナタのもとに生れ落ちたことは こんなにも幸せだった
今頃ようやく気付きました こんな馬鹿な私だから

春先の穏やかな朝に 新しい命が生まれました
アナタのように良く笑う宝石みたいな女の子

「優しさの中に凛々しさを秘めた人」になるようにと願い
アナタの一番好きな 花の名前をつけました



Posted by ta-ku at 23:38│Comments(3)
この記事へのコメント
元気?いい歌教えてもらった。ありがとう。
Posted by SHIN at 2006年08月29日 00:04
ネットでいろいろ見ていたらここへたどり着きました。
とてもあったかい気持ちになりました。

母はいつでも子供のみかたなのです。いつも いつも
これ以上の愛はきっとないと思います。

分かってくれること、感じてくれること、それ以上の母への思いはないと思います。
Posted by peacle at 2006年09月27日 13:47
こんにちは。「母へ:Okinawan Pro Design」の管理人様。いつも面白い情報をありがとうございます。次の更新を楽しみにしてます!
Posted by FXで稼ぐ情報商材 at 2008年05月05日 04:40
 
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